外国人講師から日本人講師へ。英会話クラスを見直した理由と現在の授業について
2026/06/26
2026年6月より、あさか学習塾の英会話クラス(旧あさか英会話)は、外国人講師による英会話レッスンと、日本人講師による復習授業の2部構成から、日本人講師による英会話指導へと変更いたしました。
変更から約1か月が経ちましたので、現在のレッスン内容や変更の経緯、実際に運営して感じたことについてご報告いたします。
目次
外国人講師から日本人講師へ変更した経緯
これまでの英会話クラスは、「外国人講師による英会話レッスン」あるいは「外国人講師による英会話レッスンと日本人講師による復習授業を組み合わせた2部構成」で行っていました。
その後、担当していた外国人講師の退任をきっかけに、後任となる外国人講師の採用も検討いたしました。しかし、採用を進める中で、改めて「あさか学習塾としてどのような英語教育を提供していくべきか」を見直す機会となりました。
私たちは、生徒たちに対して「楽しく英語を学んでほしい」という願いを第一に、英会話を提供しております。その上で、一人ひとりに合わせてどのような英語力を育てていくのかも、同じように大切にしています。そのため、一人ひとりの理解度や目標に合わせた指導をより実現できる授業形態を目指し、授業内容や指導方法も含めて見直しを行いました。
検討を重ねた結果、これまで検討していた授業内容や指導方法の見直しも含め、現在の授業形態へ変更することといたしました。
現在のレッスン内容
現在の英会話クラスは、日本人講師が40~60分間(クラスによって時間が異なります)を通して指導を行っています。
挨拶やテキスト学習、英語を使ったゲームなど、これまで行ってきたレッスンの流れは大きく変えず、授業内容を「自分で考え、それを英語で表現する力」を育てることを重視した内容へと変更しております。
使用している教材は、引き続き「Let's Goシリーズ」や「Side By Sideシリーズ」です。付属の音声教材(CD)を活用することで、ネイティブスピーカーの自然な発音を聞きながら、リスニングや発話の練習を行っています。
大きく変わった点は、単に英語を聞いて答えるだけではなく、「自分で考え、それを英語で表現する」ことを重視するようになったことです。
例えば、これまでは先生からの質問に対して答える、一問一答形式が中心でした。
Q. What food do you like?
A. I like apples.
現在は、それに加えて「もう一言」を付け加える練習を行っています。
Q. What food do you like?
A. I like apples. It is sweet.
さらに、短い文章を複数組み合わせて、自分の考えを伝える練習にも取り組んでいます。
例えば、「What sports do you like?」という質問に対して、
I like soccer.
It is fun.
I practice it once a week.
のように、自分の好きなことや理由、普段の様子まで含めて話せるよう練習しています。
このように、英語を一方的に覚えるのではなく、自分で考え、それを英語で伝える練習を繰り返すことで、実際のコミュニケーションで使える英語力を育てることを目標としています。
なぜ現在の授業形態を選んだのか
「英語は英語で考え、日本語は日本語で考えることが大切」
という考え方を耳にすることがあります。私も、この考え方には基本的に賛成しています。
しかし、その状態は最初から身につくものではなく、英語学習を積み重ねた先にある目標だと考えています。
私は、小さい頃から英語に触れることには大きな意味があると考えています。
特に幼少期は、日本語には無い、英語特有の音を聞き分ける「耳」や、発音するための「口」の使い方を自然に身につけやすい時期です。そのため、この時期に英語に触れることは非常に効果的だと考えています。
一方で、小学校中学年頃からは、自分で考え、自分の考えを言葉で表現する力が大きく伸びていきます。その段階では、英語をそのまま真似るだけではなく、「自分が伝えたいこと」を整理し、それを英語で表現する練習が重要になってくると考えています。
日本は日常生活のほとんどが日本語で成り立っています。幼少期は耳で聞いた音や周囲の言葉を自然にまねながら学ぶ力が高い一方で、成長するにつれて子どもたちは「なぜそうなるのか」「どういう意味なのか」を考えながら学ぶようになります。言葉そのものを覚えるだけでなく、その意味や使い方を理解しようとする段階へと移っていきます。
私は、子どもの成長に合わせて、学習の重点も「まねる」ことから「考える」ことへと少しずつ変わっていくべきだと考えています。そのため現在の授業では、英語を聞いたり話したりすることはそのままに、文法や表現の意味を理解しながら、自分の考えを少しずつ英語で伝えられるようなレッスンへと見直しました。
もちろん、外国人講師によるレッスンには、実際のコミュニケーションや異文化に触れられるという大きな魅力があります。一方で、現在では教材や音声コンテンツも充実しており、ネイティブスピーカーの発音や表現に触れる機会を確保することは以前より容易になっています。
外国人講師と日本人講師のどちらが良いという話ではなく、それぞれに良さがあると考えています。その上で当塾では、生徒一人ひとりにとって「今、どのような力を伸ばすことが大切なのか」を考えた結果、現在の授業形態を選択しました。
今後の展望
今回の授業形態への変更は、一つの完成形ではなく、新たなスタートだと考えています。
実際に授業を行う中で、生徒たちの反応や理解度を見ながら、より良いレッスン内容へと少しずつ改善を重ねています。今後も、「楽しく学べること」と「英語を使えるようになること」の両立を目指し、生徒一人ひとりに合わせた指導を続けてまいります。
また、英語教育を取り巻く環境や教材は日々変化しています。当塾も現状に満足することなく、新しい教材や指導方法も積極的に取り入れながら、より良い英会話クラスを目指していきます。
これからも、お子さま一人ひとりが楽しく学べるよう、より良い授業づくりに努めてまいります。
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